カテゴリー別アーカイブ: 書評

書評:今こそ、韓国に謝ろう

韓国という国はお隣で理解しているようで理解できていない国だと思います。韓国料理屋、ポップ、ドラマなどでおなじみなのに、その歴史、彼らの考え方、理解できていませんでした。

本書を読むと、その歴史を知ることが出来ると思います。結局、人も国も相手を良くしようと変えることはできないという教訓が残ります。

日本が太平洋の真ん中に移動で切れば良いのですが、現実には難しそうなので、今後も困った隣人とは付き合っていかないと行けないわけで、過去に日本が彼らに何をしたのか?を知ることは重要かと思いました。

百田氏の書のとおり、日本は心から彼らにした余計なお世話を謝り、それぞれべつの道を進み、独立した国家として対等に付き合っていく必要があるのかと思いました。

協力して何か進めたり、一緒に何かやったり、なんてことは考えなくても良いような対等な関係になると良いですね。

 

書評:ドン ―最強の敵か、最良の友か

飯島 勲さんの著。民主党から自民党に代わったときには大変苦労されたと思います。影で政権というか日本を支えてきた人と思います。まさにドン。ドンが書いたドンの本です。選挙の洗礼を受けた議員が活躍していくのが本当は望ましと思いますが、人と人のまつりごと、こういった人の存在も不可欠なのかもしれません。

飯島さんから見ると当たり前に記述した文も、素直の目であり、メディアや一般的に思われていることとは異なることがわかります。以下に私たちは日頃のメディアの影響を受けているのか考えさせられます。そういった意味でも一読の価値アリと思いました。

書評:臆病者のための株入門

橘さんの著。自身の体験も踏まえ、よく研究されて記された本です。投資の本質がよくわかり、そこから導き出される、幾つかの投資の方法には納得できるものがあります。

投資は実際に初めて試行錯誤しながら自分のスタイルを身に着けていくものだと思いますが、本書を読むとまずその本質を知ることが出来るので、自分のスタイルを構築するにしても近道になることだと思います。

書評:誰が「都政」を殺したか? 特別対談 小池百合子東京都知事

上杉さんの著。小池都知事とのインタビューと自身の都との関わりや都知事選挙に立候補した経緯が記されています。なかなか読みやすく一気に読みました。

上杉さんが都政にどのように関わってきたか知らなかったので、その部分は面白いところでした。震災後の放射線の話で干された感が有りましたが、メディアが人を抹殺する怖さ感じました。真実は分かりませんが、政治と関わってきた彼だからまだ今でも生き残っているのかもしれません。

書評:SEは死滅する

木村 岳史さんの著書。IT業界特に古いタイプのIT業界に関する「暴論」の著。非常に興味深く読みました。「暴論」と言っていますが、そんなに暴論とも聞こえず、あるあると思いながら読みました。人売りであるSESの話や多重下請け構造、人月単価と呼ばれるものの話。業界にいないものが聞いたら???しか思い浮かばないこの業界の不思議。

私も半分は本書のような業界にいますが、つまるところお客さんが変わらない限り、この状況も変わらないのだと思いっています。そうやって時間が立つうちに海外に置いていかれてしまっているのだと思います。変わるときは一気に変わるものでしょうか? それとも徐々に衰退していくのでしょうか。

ともあれ、ITなしではビジネスが成り立たない状況になっていますので、これからこのITをどのように活かしていくか。ビジネスに関わる人すべて一度立ち止まって考える必要があると思います。そういった意味で本書はとても考えさせられる良書であったと思います。

書評:「見えない」税金の恐怖 これは官僚によるタックス・テロだ!

木村さんの著、木村さんといえば「あらゆる領収書は経費で落とせる」といった本が有名かと思いますが、本書は「見えない」税金に関する書籍です。元国税調査官の肩書ですので、税金つながりということでしょうか。

とてもおもしろく読みました。日本は豊かな国だといわれているが、一生懸命みんな働いているが、なぜ豊かに感じられないのか? に正面から切り込んだ書籍になっていると思います。

異論反論当然あるかと思いますが、日本の税負担の他、社会保障負担、など払わなくては行けないものを広義に税金と思うと、もはや五公五民を過ぎて六公四民くらいになっていることがわかると思います。

これで甘い汁を吸っているのは誰だろうというのが、日本では明確にならず、なんとなくになっています。戦前と同じように。筆者の主張のように国が変わっていけば良いと思いますが、なかなか変わらず、僕らは制度の中、ほそぼそ生きていくことになるのだと思います。

書評:沿線格差 首都圏鉄道路線の知られざる通信簿

沿線格差、電車に乗りながら読みました。Amazonのレビューだと結構評価低いのですが、書いているのがなんとも鉄道オタクな人たちのようでして、なんだかな感が漂っています。

書籍自体は、読み物として面白かったです。できるだけ数字で出そうという姿勢も良いと思いました。必ずしも数字と一致しないこともありますし、仮説が数字で補強されることもありました。
どちらかと言うと沿線そのものと言うより、その沿線に住む人や価値観に焦点が当たっているように思いました。

そういった意味ではどこに済むを考えるときに役に立つ本だと思いました。きっかけとして沿線のことをしって、後は本当かどうか自分の見た目で判断していけば良いのではないでしょうか。

書評:チルドレン

伊坂 幸太郎さんの著。ちょっと不思議な著。正義感が強いかどうかよくわからない、青年陣内君と彼を取り囲む人が起こす物語。

破天荒な陣内君の行動が起こす、奇跡!?の物語。なぜか読後ほっこりする、そんな物語。

書評:言ってはいけない 残酷すぎる真実

橘さんの本です。遺伝や脳科学などの論文から、普段僕らがうすうす思っていること、けれどそれは言ってはいけないことをまとめています。

探せば反論の論文などもあるのでしょうが、論文を元に展開しているので説得力があります。

美貌格差や男女平等の嘘や、乱婚のはなしなど興味深く読みました。子育てについても実は子どもを育てているのが、子どもたちの集団であり、親の関与が低いことも興味深かったです。

「親はなくとも子は育つ」とはよく言ったものです。こういったものがなんとなくかつ論文やこういった書籍でわかってくることで、より集団が極端になっていくように思います。

つまり将来はどの集団に属するかで決まってくるわけで、学閥や住んでいるところ、仕事の業界や地位など集団でセグメント化され、同じ日本人で日本語を話すのかもしれないが、全く違う人種が増えていくのかもしれません。

平等という名の均一化を担っていたテレビや新聞は役割を追えつつあり、インターネットを中心に個性という名の細分化がこれから、今まさに進んでいると思います。

これにより望んだ未来が出に入りやすくかと思う反面、セグメント通しのインターフェースの部分では今まで以上に摩擦が起きるように思います。

そのような状況では、セグメントを串刺しにする、哲学や宗教、心理学などがもっと人々に浸透していく必要があるのかもしれません。

書評:仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方

なかなか面白かったです。現在の脳科学の知識を元に、仕事におけるミスを、分類し、なぜそれが起きるかを説明しています。また、ミスが起きるのは構造的に仕方がないので、それを前提にどのように対策を立てるかが記されています。

特に会話における相手の記憶と自分の記憶の部分は面白く、会話において、実践したところ、相手の気持ちではなく、相手の記憶に焦点を当てると会話の方向性が変わることに気が付きました。これはなかなかおもしろい発見でした。いままで相手の気持ちになろうとしてうまくいかないことがあったのですが、相手の記憶に焦点をあわせると相手と同じ風景を見ているように会話が進むようになり、新鮮な体験をしました。

軽い本かと思いましたが、筆者のノウハウが詰まった良い本だと思います。