月別アーカイブ: 2018年3月

書評:埼玉にもなにかあるはず

埼玉のよいところを紹介するほのぼのした漫画です。路線図を見るとよく分かりますが、東京<ー>埼玉のラインは多いのですが、埼玉を横に繋ぐラインは少なくて、埼玉の中の人が埼玉を知らないってことも結構あるようです。

例えば所沢の人は大宮とかよく知らないみたいですし、所沢の人も大宮の人も、潜在意識的に東京に憧れているようなところもあるように見受けられます。

そんな埼玉県民の皆さんにこそ読んでもらいたい本かと思います。埼玉県以外の人はニュースにあまり出てこない、行田市の古墳とかなかなか行ってみたくなるところが満載で面白く読むことができると思います。

書評:いいことだけを引き寄せる結界のはり方

若干スピリチュアルよりですが、すらすらと簡単に読める本です。結界というと日の当たっているところと日陰見たく、何らかの境界を示しますが、その結界についての書籍です。

引き寄せの法則で、マイナスなことを引き寄せてしまうのを防ぐためには結界が有効という話です。確かに気のものですが、頭で考えていることと逆のことを潜在意識が想うとそれが引き寄せられてしまうというのは納得できます。それを防止するために結界という概念を使うというのも一理ありかなと思いました。

森友学園問題に想う

最近の森友学園の問題でいろいろなことを考えてしまう。2012年に第2次安倍政権が発足し、現在では第4次安倍政権、7年目である。

そろそろいろいろと棚卸しをしたほうがよいのかもしれない。民主党政権はもうこりごりだという国民の思い、震災や原発事故で失われた国民の命、誇り、希望、国土、それらを回復するために付託した安倍政権であったが、一度見直す時期なのかもしれない。

Twitterを見ていると、右も左も必死に相手を攻撃している。インターネットの普及により情報が氾濫した結果、逆に見たい情報のみが強化されるようになり、多様性が失われているように思う。

右の人は、安倍総理や昭恵夫人は関与してないじゃないかと言う。そして今、安倍政権が倒れたら、株価も下がるし、中国や北朝鮮の脅威に抵抗できないと言う。

官僚が2人死に、籠池氏は半年以上も勾留が続いている。そして財務省の公文書改ざんである。これはどう見ても民主主義の危機であると思う。

日本は独裁国家でないのだから、三権分立の民主国家なのだから、今こそ政府、国会、司法は自分たちの役割を見つめ直し、国民に対して民主主義の姿を見せてほしいと思う。

その結果、安倍政権が倒れても、それが民主主義というものである。元々官製相場の株価が下がろうが、不景気になろうが、外敵の脅威があろうが、これは安倍政権を続けることと何ら関係ないのである。

関係があるとすればそれは国民一人ひとりであり、官製相場ではなく、一人ひとりが懸命に生産性を上げ、国は構造改革でそれを後押しし、国力を上げて日本の力を世界に平和的に示していくことが、外敵から日本を守る手段になろうかと思うのである。

左の人たちにも、単に感情的な憎しみではなく、安倍政権の成果を認めつつ、民主国家として正しくことに当たってもらいたいものである。

中国や北朝鮮のような独裁国家ではなく、韓国のように情治国家でもなく、日本は誇り高き民主国家であることを、内外に示してほしい。

少なくとも僕は国家の構成員の一人として、そのように振る舞っていきたい。