月別アーカイブ: 2018年5月

政治家・官僚とアイドルグループ

アイドルグループのメンバーによる不祥事での謝罪会見を見ている。他のメンバーが被害者を思いやり、仕事をする他の人を思いやり、ファンを思いやり、そして加害者を思いやり、真摯に質問に答えている。

その真摯な姿には心打たれるものがあった。翻って、セクハラ官僚のあの卑しい姿は何なんだろう。セクハラで音声も録音されていて、セクハラはしていない、嵌められたなどどの口が言えるのだろうか。でもそれあんたの発言なんでしょう。

記憶がないと言って、会ったことも会ってないとしてしまい、言い逃れができなくなると会ったということで調整する政府。総理夫人は私人であると閣議決定する政府。恫喝のように不遜な態度で資料がないと強弁する官僚。

美しい国というのは今回のアイドルグループのメンバーのように真摯な国民一人ひとりの姿勢に宿るのであって、自分たちのお友達を優遇して国民のことをないがしろにする政府でないということが今回の件でよく分かった。