月別アーカイブ: 2013年7月

チョウバエ対策

引っ越してから夏場にチョウバエの大発生で困っていました。特に無害みたいだし、気持ち悪いわけではないのですが、大量だと掃除が大変です。チョウバエ、普通のハエと違ってコバエ取り等、薬局で売っているハエ取りには全く反応しないのです。紫外線でバチと退治するものも試したのですが全く反応しない、対策無駄に終わりました。

結局効果てきめんだったのが、これ

これを風呂場の排水口と台所の排水口に置いたところ全く出現しなくなりました。根本を断つ大事です。

鈴木寛の敗北と山本太郎の勝利

参議院選挙が終わり、予想通り自民党圧勝、民主惨敗の結果になった。これで政治基盤が落ち着き、経済にも好影響が出てくるものと思われる。自民党に対する最大野党は自民党内にいるのだから、これから安倍政権の真価が問われることとなろう。構造改革が進まない場合は、早晩大きな政治的な混乱が予想できる。

これとは別にインターネットが選挙で解禁されたと事で、インターネット選挙を押してきた鈴木寛氏が落選し、山本太郎氏が勝利するという以外な?結果となった。

この結果、必然であると思う。俺はインターネット知ってるんだぞという鈴木寛氏と、インターネットを利用した山本太郎氏。

http://suzukan.net/teamsuzukan/member.html

鈴木寛氏のページを見れば三木谷氏を初めそうそうたるメンバーが名を列ねている。この戦略は泊を付けるということなのだが、一般の有権者を見たときに、こんなに成功者に応援されているのならば、私の一票はいりませんよねという感覚をいだかせるのでマイナスである。

一方、山本太郎氏はどぶ板である。辻立ちの日程をFBやTwitterを利用し、普及させる、円雑の動画をYoutube等を利用しさらに拡散させる。これにより山本氏の人柄、覚悟が多くの有権者に伝わる。好循環がうまれ、動員をかけなくても最終的には黒山の人だかりになるほど人が集まる結果となった。

山本氏の政策については議論が分かれる所ではあると思うが、覚悟をもった、組織のない、金のない人に取ってはインターネットはうまく作用することが分かった。

自民党を圧勝させつつ、山本氏のように反対側の人間を国政に送る。これは政権に俺たちは見ているぞという強いメッセージを送ったことになる。自民党内は民主党のようにはなりたくないと実際に見ていて思っているはずであり、有権者が強いという民主主義の基本がまたインターネットによって強化されたたことになる。

今年いっぱい構造改革が進むかどうか。安倍内閣にとっては大きな試練のときになろう。

Google Playでの検索結果

GooglePlayをPCから検索すると、例えば電卓で検索すると次のように表示されるのだが

GooglePlay検索結果

GooglePlay検索結果

件数として、48件しか表示されない。ページネーションも無く、これはそういう風にGoogleの方でしているのだと思う。つまり人気の無いアプリを埋もれるようにGoogleのほうがベクトルをかけていることになるわけです。個人の開発者はこれからアプリをリリースしても大きくダウンロード数が伸びないことを覚悟しなければならない。

GooglePlayとは別の個人開発者向けの配布サイト等望まれるが、配布サイト2重管理になり大変かもしれない。

心疾患での死者数が震災後有意に増えているか

内部被曝の影響で心疾患に羅患する可能性が高いとすれば、有意に死者数が増えると予想される。そこで、厚生労働省の人口動態統計を利用し、H21年(2009年)からH24年(2012)年までの心疾患での死者数のファンチャートを作成した。

ファンチャート

 

このファンチャートを見ると、原発事故等関係なく、最大で20%程度心疾患で亡くなる人が増えていることが分かる。これは単純に高齢化に伴い、心疾患で亡くなる人が増えているのだと予想される。このファンチャートからは内部被曝の影響を知ることは出来ない。年代別にチャートを作成したいところであるが、その情報は無いので作成には至らなかった。

 

寿命60歳のブラックな世界

放射性物質の内部被曝による人体への影響についてはわかっていなことが多いが、ついつい若い人の突然死を見ると影響を考えてしまう。

Winnyの開発者であった金子勇氏が急性心筋梗塞で死去したとのニュースが入ってきた。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1307/07/news006.html

世間的にはWinnyはインターネット=悪の代名詞のように思うが、P2Pという優れた技術の開発者であっただけに42歳の若さで無くなるということは残念である。

内部被曝の影響で心疾患が増えるとすると今後、急速に平均寿命が下がっていくことが予想できる。平均寿命が60歳まで下がれば、年金問題など社会福祉に関する問題の多くが解決してしまうという状況になり、国家安泰である。原発事故は誠にブラックな神風であったのかもしれない。

各政党に対する思い

自民党

自民党を支持していると言うよりは、安倍内閣を支持している人がほとんどだと思う。抵抗勢力は参議院選挙終了まで寝ている作戦だろう。内閣もねじれ解消が最優先だから、同じベクトルで動いているのだろうと思う。勝負は選挙後、安倍内閣が本領を発揮するか?旧自民党に戻るか?

公明党

創価学会の友だちから電話がかかって来るので、好きな政党ではないのだが、政策は意外と真面目だと思う。自民党に隠れて独自色は発揮できないので目立たないのであるが、支持基盤も盤石だと思う。ただ政教分離を考えると今ひとつしっくりこない。

共産党

健全野党になってしまった共産党。このまままじめな健全野党として与党をチェックしてほしい。間違っても与党にはならずに。

新党いまはひとり

正当じゃないんでしょうが、山本太郎。政党政治が主体な日本で何も出来ないかもしれないが、こういう人物を政界に送り出すことができるのも民主主義のいいところ、期待したい。

みんなの党

ぶれない渡辺喜美に対し、戸惑いの取り巻きの人たち。安倍政権の構造改革をどれだけ応援できるか。ブレないことが重要な政党なので規模拡大に時間がかかるのが問題だが、これまでの地道な努力に期待したい。

民主党

反省だけなら猿でもできるはずなのに、反省の無い民主党。どう考えても厳しいと思う。悪い点は反省し、過去の実績をアピールできるか。多分民主党だったから出来た政策ってあったのだと思うのだが、それがアピールできないところが問題であると思う。やはり民主党は分解する必要が有るように思う。

維新の会

橋下氏は支持するが、維新の会はどうなのだろう。橋下ベイビーズと呼ばれるよくわからない人が出てきても支持できない。太陽の党と合併して全くわからない政党となってしまった。

その他の政党

その他の正統は全部まとまって社会党にでもなれば分かりやす気もするが、分裂しすぎているように思う。

 

 

ワタミのブラック企業ニュースに考える

自民党がワタミの渡邉美樹氏を比例の公認としたことが、ネット内で波紋を呼んでいる。

ブラック企業大賞

ワタミ過労死社員遺族、渡邉元会長公認撤回要請に自民党は“抗議者”扱い「入らないで!」

ワタミの宅配スタッフが鬼畜過ぎるとネットで話題に

渡辺美樹・ワタミ前会長「公選法違反」証拠ビデオ公開

ネットでヤバいと話題になったワタミのアルバイト募集「ワタミメンバーの軌跡」、サイト上から突如消失

ワタミのテスト難すぎwwwwwwww

火のないところに煙は立たないというから、これらは該当するところがあるのだろうと思うし、やっぱりねとかなるほどと思う人が多いのであろう。しかしこれだけ短期に選挙に向けでニュースが出てくる場合は、誰か(誰から)がどうしても渡邉美樹氏に政治家になってほしくない事情があり、ネガティブキャンペーンを張っている可能性も否定出来ないと思う。特に渡邉美樹氏を応援する気は無いが、誰がネガティブキャンペーンを張っているのだろうか?

渡邉美樹氏「本当の立候補の理由」

東京都知事戦の時の政策を見ると構造改革を行おうとしているように思えることから、構造改革で影響を受ける既得権益者の全体の空気がネガティブな空気を作っているのか、誰かが意思を持ってネガティブキャンペーンを行なっているのか。単純に渡邉美樹氏がブラック企業の代表でカルトで本当に危険な人物なのか、分からないが公認を取り消すこともなく公示を迎えたので、ここは安倍首相の強い意思を感じる。自民党にとって吉と出るか凶とでるか。

 

限定社員制度に思う

限定社員

画像参照:http://livedoor.blogimg.jp/kekkongo/imgs/d/e/de074f92.jpg

解雇規制をなくさないから色々手を変え品を変え、正社員とか契約社員とか、バイト、パートの他に外注のパートナーとかあり、今度は限定社員。よく考えるものだと思う。そして、身分を増やしてどうするのかと思う。解雇規制を取っ払ってフラットにすればよいと思うがどうもその方向には進まないようである。

図で何が問題かといえば、雇用の安定度が高い→賃金が高いとなっている点、ここが本質的な問題なんだと思う。通常経営は波があるはずだから、雇用の安定度が高い→賃金が低いでなければならない。そして不安定な場合、相対的に賃金が高くなければならない。不安定な分のリスク費用が賃金に乗る必要があからだ。そうでないと通常は人が集まらないからだ(日本の場合、人が集まるのでこれでまわってしまう)。

ところが日本の場合、正社員を整理解雇することが大手企業に於いて不可能なため、そして大手企業は新卒一括採用のため、学生は就職活動を通じ、大手企業に就職することが終身的な身分保障を得る手段になっている。この身分と引き換えに、自分の配置換え、転勤などなんでも会社のいうことは聞きますよといった、人生を差し出し、身分とともに安定と賃金を得ているというのが現在の日本社会であると思う。

もともと無理のある、この身分は一度手放すと雇用の安定度が低い、かつ賃金が安いのベクトルに飲まれる可能性が高いため、身分にしがみつく必要が生じてくる。なぜなら人口減少により経済成長低いまま推移する今、「安定・高い」を維持するためには「不安定・低い」を大量生産する必要があるからである。

こうしてより身分化が先鋭化し、企業の業績よりも身分の維持を優先させるため、社内政治やサービス残業など生産性の向上にベクトルが向かない組織になる。

生産性を維持するために長時間労働で補う必要が出てきて、全ての人がブラックになっていく。そして専門性はつかず、企業の業績悪化で企業から離れたときに他の場所で活躍できない人財になってしまう。

そして大きな問題は現在の大手企業の社長、役員、事業部長などは、経済成長時にうまく周ったこの仕組で人生をサラリーマンとして生きてきた人たちである。この仕組を変えようというベクトルは働かないのである。我ら正社員の安定と賃金をどのように守るかというベクトルがはたらき、如何に安く、解雇可能な非正規な人材で生産性を稼ぐかという話になっているのだと思う。

つまり会社自体が組合化しているというのが日本の会社なのだと思う。

なぜ日立が我々のSuica履歴を売ることができるのだろうか

気持ち悪い…批判殺到!日立が「Suica履歴」をビッグデータとして活用開始

との記事が流れています。元記事はこちらですね。「日立、Suicaビッグデータから駅利用状況を分析するサービス」http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1306/27/news149.html

これはプラットフォーマーの横暴だと思います。まず何でSuicaのデータすなわちJRが取得しているデータを日立が扱えるのかよくわかりません。例えばJRが顧客のSuicaのデータを利用し、混雑緩和などの顧客のための施策を行うならば理解出来ますが、「JR東日本と私鉄各線の首都圏1800駅を対象に、駅の利用者の性別・年代別構成や利用目的、乗降時間帯などを平日・休日別に可視化したリポートを毎月定期的に提供する。」などと性別、年代、利用目的などを可視化するとのことでこれを他の企業に販売するとのこと。もしこれをやるならば電車賃をタダにするなどの施策が必要ではないのかと思います。

 

全ての人に不公平感のある年金問題

誰がババを引くかという感じになってきている年金の話。年金を貰う世代は「隣のあの人はあんなにもらっている」とか「あんなに収めたのにこれしかもらえない」とかまぁ色々不満があるわけです。でも年金もらって世界旅行とか行っているのを目の当たりにすると違う世代からみるとなんだかなぁという気分になります。

若い世代は切実です。学生はそもそもお金がないわけで、アルバイトで月4-5万稼ぐ程度で、その中から国民年金を払うことになります。親が払ってくれている可能性もありますが、自力ではかなりしんどい。新人さんなどは税金や社会保険料引かれて、手取りで16万程度、親の年金が夫婦合わせて20-40万とか普通にあるわけで、これもなんだかなぁという気分になります。

年金は相互扶助ということでみんなで助け合いましょうという話しなのでしょうが、60歳から年金をもらって平均寿命である80歳まで生きるとして20年間お年寄りへお金を移動しなければ行け無いことになります。これが維持可能かと言われればなかなか難しいのでないのというのが正直な感想。受給開始年齢を引き上げて、金額を下げればいくらでも維持可能なのは分かりますが、若者の新人さんが16万で生きているのですから、年金の月の最大金額を若者の16万程度にする位にしてくれないと、世代間の不公平感は無くならないように思うのです。

http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12-2/dl/11.pdf

の資料によると、国民年金が月額 65,541円で厚生年金は230,940円が一般受給額のようで、年金受給者数は6,826万人、総額51兆1,332億円と書かれています。国庫負担1/2ですが、次の資料だと10-14兆円程度みたい。厚生年金は23万円が一般的な試算だとすると、夫婦でなので、一人頭11.5万円。そう考えると意外といい線で落ち着いているのかもしれませんし、これが受給者の人のもっと貰っていいはずだという不満も生んでいるのかもしれません。

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/pdf/seido-h19-point_043.pdf

国の税収が40兆円ちょっとなのに、年金の支払いで51兆円とまぁホントかいなという感じです。さらに40兆円の税収のうち10兆円分は年金にあてられていることになります。国債が増えるのも道理という感じです。

年金はお金の動きだけ見れば賦課方式といっている以上、生産部門から非生産部門への合法的な所得移転であると言えます。稼いだお金を渡しているわけですから、もっと若者は感謝されてもよさそうですが、どうもそうはいかないみたいです。

逆向きの非合法な所得移転である振り込め詐欺の年の被害額は363億円だそうです。なんか慎ましい金額に見えて来ました。こういった51兆円とかの数字はなかなか報道されないように思いますが、インターネットによって調べればすぐに手に入る用になったのはいいことだと思います。

ちなみに生活保護費の総額は4兆円ほど、上がり続けているとはいえ、年金の10分の1以下です。

受給世代の払った金は返してもらおう、できるだけ多くという感覚も分からなくもないのですが、税収を超える金額を、若者給料の倍の金額でもらっているのだという感覚で見ると何とかしたほうが良いように思います。

ベーシックインカムにするか、積立方式+生活保護にするかといったところなのでしょうか。色々な思いが深くきつく絡まってなかなか改革できないのだと思います。