地震予知の難しさ

地震予報といって、FM電波伝搬モニターという手法を用いて地震がいつどこでどれくらいの規模で起こるか予想している、串田さんという方がいる。アマチア天文家の方で、流星の電波エコーの波形に混ざるノイズを元に地震を予報する手法で、地殻内の亀裂等で生じる微弱な電波を拾っているというような内容だったと思う。

地震予報という書籍で、長期の変動がありこれから地震が起きるという内容だった。当時の2012年から2016年までなんとも5年予報が延長されてきている。その間に大規模ではないが違う地震や火山の噴火活動などたくさん起きているわけで、氏の努力には敬服するが手法自体の見なおしが必要だと思う。

串田氏の予報の日の前後、小規模だか別の場所で地震が起きる傾向はなんとなく有るように思うので、何らかの関係は有るのかもしれないが、結局自然相手に対して科学的積み上げがなく経験則で対応しているところにもろさが有るように思う。

科学的に地震が予知できると良いと思うが、例えばビッグデータを利用してAIで解析しても、地震の予報は難しいのかもしれない。ただビッグデータとAIを絡めて地震が予知できると興味深いと思う。

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