地震や噴火の予知は難しいと思いながら、この手の本は興味を持ってしまいます。
この本がすごいと思ったのは、御嶽山噴火の影響で2015.05.15に起きた小笠原諸島で起きたM8.1の地震を指摘していたことです。書籍では2018年±5年でM8.5と記されていました。これを読んだ数日後に地震が起こったものでびっくりでした。
地震と噴火の関係は余り解明が進んでいないようですが、東日本大震災後、地震も噴火も活発化していることを考えると、本書で指摘しているように、因果関係があるのかもしれません。
富士山の噴火については火山灰型ではなくて溶岩流出型の噴火になる可能性が高いと筆者は考えているようです。
他に地震で注意が必要なところとして、日向灘、能登半島西方沖などをあげています。そういえば箱根については記述なかったように思います。