日本の若者が恵まれている?という話

TEDの動画です。日本推しのイェスパー・コールさんという、エコノミストの話。

  1. 日本人は周りがどんどん高齢化する→若者が希少になる
  2. 若者が希少になる→正規雇用が増える
  3. 正規雇用が増える→正規雇用は所得が非正規の2倍になる
  4. 所得が2倍になる→GDPが増える
  5. GDPが増える→ハッピー

とまぁこんな流れです。高齢者が増えて若者が減るのはそのとおりですが、高齢者が60->65まで雇用されるなど若者の雇用を奪っているようにも見えるので、なかなかこの人が言うように構造的に変わっていくように思えないです。政府が国民にしている借金が国民の資産と同じ程度になってきているので、国の借金≒国民の借金となればそろそろ±0状態。日本は高齢者が増え、社会保障費が増大する中、裸一貫から稼がないといけなくなるとするとやっぱり、現状維持される限り若者には厳しいと思います。

唯一若者に希望が持てる事態となるのはハイパーインフレになることで、ハイパーインフレになると高齢者が持っている資産がほぼ0になり、世代間格差が0になります。その時は労働力となる若者が有利かとおもいます。ただし、団塊の世代などの中には海千山千な人が多いので、なかなか変わらないのかもしれません。

非正規が40%程度になっているのは事実だと思いますが、非正規の中にはフリーランスなどがいて結構、稼いでいる場合がある。派遣社員等でなくフリーランスが増えていくことが一つの鍵になるかと私は思っている。今のフリーランスは意外といい加減な人も多いけど、競争の中で質のよいフリーランスが残っていくと、うまく企業ともコラボレーションできていくのだと思います。

ルールの中で戦って生きていくのがよいのか。ルールを替えるように戦うのか。それよりも違うルール、土俵で戦うのか。非正規で生きていくということが違う土俵で戦うことならばこれはこれで一つの選択だと思います。幸せでかつ必要なお金があればいいのですから。それを満たせば正規雇用である必要ないのです。

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