月別アーカイブ: 2016年6月

「両親への「ありがとう」が業務命令」だと!?

「聞いたことがない! 両親への「ありがとう」が業務命令」

http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/041200068/062200006/?ST=mobile_f

という記事。ここの会社の問題だから外部の人間がどうのこうのいう問題でも無いと思いますが、びっくりしました。

まず両親への感謝が業務命令な点、本来、親への感謝は自発的なものであるべきだと思います。なぜ会社に強制されなければいけないのでしょうか。虐待を受けて育った場合なども感謝が必要? 必要かもしれない、、、けれどやはり自発的なものでなければ、行けないと思います。感謝の強制がハラスメントではないのでしょうか。

次に、初任給で両親にプレゼントを送る。これも微笑ましいいいことだと思います。でもこれも業務命令で強制されなければいけないことでしょうか? その初任給、親がもらっている年金より少ないことのほうが多いと思うのです。そのような時代に初任給でプレゼントを業務命令で行うというのはちょっと理解に苦しみます。

自分も働いた給料で両親に贈り物をしましたが、自発的な行動です。「感謝の強制」での贈り物はしたくないと思いました。

NOTTVサービス終了に関して

2016年6月30日(木)、ドコモが行っていたNOTTVがサービス終了したようです。

サービスが開始された201年当時、ドコモの人がNOTTVを大絶賛していたことが思い出されます。当時は何がいいのかさっぱり分かりませんでした。

多くの人が同じように思ったのかサービス終了となってしまったようです。どんなに優れた技術でも会社やサービスを存続させるのは顧客であるというドラッカーの言葉を思い出します。

本当に良いサービスであればまた形を変えて蘇ってくることでしょう。

シャープもそうですが、日本企業の最大の問題は顧客の望むもの(安くて良い品)を作れなくなっているし、かといってイノベーションを起こすようなものも作れなくなっていることです。

掃除機に空気清浄機をつけたり、掃除機が喋ったり、イノベーションのようで、持続的改善の延長で、不要な機能を追加して価格維持に勤しんでいるのです。

これも、サラリーマン経営者が多くなり、定年まで何も起こらず、退職金を手にしたいと思っている人が経営者をやっているからだと思います。

こういう人たちは、組織内を泳ぐことだけが得意ですので、理念や確信に基づいて、リスクをとりにいくことができません。段々と衰退するしか無いのです。自分の時にババが来ないようにというのが最大の願い、人任せな願いで生きていると思います。

そういった経営者がいる企業が安くて良い品を作れるわけもないですし、イノベーショナルな商品を作ることもできないと思うのです。

何億円も赤字を出してもすぐに倒産しないのですから過去の栄光は素晴らしいのだと思いますが、いずれシャープのようになるのであれば、早めに荒治療してあげたほうがよ良いとも思います。

日本という国全体が現状にしがみつく状況では閉塞感が増すばかりです。いろいろな意味で一度リセットを行い、国民の目がキラキラ輝き、頑張った人がそれなりに報われる社会であればいいなと思います。

そのために自分は何ができるか、自問自答しています。少なくともNOTTVは絶対失敗しそうと思ったこういった直感は大事にして行きたいと思います。

 

舛添氏の件について

舛添氏の政治資金問題、せこいので分かりやすくて楽しくテレビを見ています。これだけ虚像に満ち溢れていた人も珍しいです。母親の介護で立派な人だなと思っていたのですが、それも文春などの報道を見るとほとんど嘘偽りだったようです。

ケチが舛添氏の本質のようです。知事としての給料は十分にもらっているでしょうに。都知事の給料は月160万程度で年でボーナス入れて2000万円をこすとのこと、これだけもらって都民の税金でせこい節税みたいなことなんでするのかよくわからないですね。ケチが骨身に染み付いているんでしょうか。

法律違反でないのでやめさせる必要がないというのは論として当然なのですが、都民を欺いてクリーンで介護や福祉に強い政治家として当選して、化けの皮が剥がれたのですから、ここは辞任していただくか、都議会が頑張ってやめさせることが必要なんではないでしょうか。

一部に、東京五輪の直前に都知事選挙になるので9月まではやめさせる必要がないとか、選挙に何十億円もかかるからやめさせなくていいとか、他に誰かクリーンな人がいるかとか、言っている人がいるようですが、このロジック、刑務所が満員なので犯罪者を捕まえなくていいと言っているようなものでなんだかなと思ってしまいます。

選挙を行わなければ、国政にこれは影響必死かと思います。それだけ都民の裏切られた感は強いように思います。まともになるまで何回もやればいいのです。お金の問題ではなく、民主主義が機能するかの問題なのです。1円でも舛添氏のセコイ財テクに都民の税金を使ってほしくないし、逆に民主主義のためには税金はきちんと使って良いと思うのです。

もしも都議会が舛添氏をやめさせられない場合は、都民一体、夏祭りで舛添氏をリコールするのが良いかと思います。

舛添氏は他の議員や国会議員に舌鋒鋭くお前のほうがひどいでないかと多数、道連れにしていただけますと助かります。